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中村元 (哲学者) : ミニ英和和英辞書
中村元 (哲学者)[なかむら はじめ]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [なか]
 【名詞】 1. inside 2. middle 3. among 
: [むら]
 【名詞】 1. village 
: [げん, もと, がん]
  1. (n,n-suf,n-t) (1) origin 2. basis 3. foundation 4. (2) former 
哲学 : [てつがく]
 【名詞】 1. philosophy 
哲学者 : [てつがくしゃ]
 (n) philosopher
: [がく]
 【名詞】 1. learning 2. scholarship 3. erudition 4. knowledge 
学者 : [がくしゃ]
 【名詞】 1. scholar 
: [もの]
 【名詞】 1. person 

中村元 (哲学者) : ウィキペディア日本語版
中村元 (哲学者)[なかむら はじめ]
中村 元(なかむら はじめ、1912年大正元年)11月28日 - 1999年平成11年)10月10日)は、インド哲学者仏教学者東京大学名誉教授日本学士院会員。勲一等瑞宝章文化勲章紫綬褒章受章。在家出身。
主たる専門領域であるインド哲学仏教思想にとどまらず、西洋哲学にも幅広い知識をもち思想における東洋西洋の超克(あるいは融合)を目指していた。外国語訳された著書も多数ある。
== 略歴 ==

* 1912年 (大正元年) - 11月28日、島根県松江市殿町にて生まれる。
* 1931年 (昭和6年) - 東京高等師範学校附属中学校(現・筑波大学附属中学校・高等学校)卒業。
* 1934年(昭和9年) - 旧制第一高等学校卒業。
* 1936年 (昭和11年) - 東京帝国大学文学部印度哲学文(ぼんぶん)学科を卒業。
* 1941年 (昭和16年)- 同大学大学院博士課程を修了。宇井伯壽文献学としての仏教学を学ぶほか、倫理学和辻哲郎の知遇も得る。
* 1942年 (昭和17年)- 文学博士号を授与される。
* 1943年 (昭和18年) 5月6日 - 東京帝国大学 文学博士。論文の題は「初期ヴエーダーンタ哲学史 」〔博士論文書誌データベースによる〕。
* 1943年 (昭和18年) - 東京帝国大学助教授に就任。
* 1954年 (昭和29年) より、東京大学(1947年(昭和22年)、東京帝国大学から改称)教授に就任(~1973年)。
* 1957年 (昭和32年) - 『初期ヴェーダーンタ哲学史』(岩波書店)で、日本学士院恩賜賞を受賞。
* 1970年 (昭和45年) - 財団法人東方研究会を設立、初代理事長に就任。
* 1973年 (昭和48年) -
 * 東京大学を定年退官、同大学名誉教授。最終講義『インド思想文化への視角』
 * 東方研究会の活動の一環として、東方学院を開設、学院長に就任(1999年の没時まで)。自身も「寺子屋」と称して、国籍も学歴も年齢も問わず、真に学問を目指す人のための講義を行う。
* 1974年 (昭和49年) -
 * 比較思想学の先駆者として、比較思想学会も創設し、初代会長に就任(~1983年)〔『比較思想論』(岩波全書)と、東京書籍刊で『比較思想事典』(監修)、『比較思想の軌跡』がある。〕。
 * 紫綬褒章受章。
* 1975年 (昭和50年) - 東京書籍で『佛教語大辞典』刊(全3巻、1981年に縮刷版全1巻が刊)。
* 1977年 (昭和52年) - 文化勲章受章。文化功労者
* 1984年 (昭和59年) - 勲一等瑞宝章受章。日本学士院会員になる。
* 1988年 (昭和63年) - 12月、春秋社で『決定版 中村元選集』刊行開始。
* 1989年 (昭和64年・平成元年) -
 *1月7日、8名の有識者委員の一人として「元号に関する懇談会」に列席。
 * 松江市より名誉市民の称号と市民章が贈られる。
*1995年 (平成7年) -
 *『東方学』第九十号で、門下生の奈良康明前田専學らと、座談会での回想「學問の思い出」を行う〔『東方学回想 Ⅷ 学問の思い出〈3〉』(刀水書房、2000年) に収録(年譜・書誌入りで177~208頁)。〕。
* 1999年 (平成11年) -
 * 7月、『中村元選集』全40巻(32巻+別巻8巻)が完結。
 * 10月10日午前10時45分、急性腎不全のため東京都杉並区久我山の自宅にて死去(満86歳)。墓所は、多磨霊園戒名は、自誓院向学創元居士。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「中村元 (哲学者)」の詳細全文を読む




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